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2016年 安全への取り組み ~ノータッチ玉掛への取り組み①

|Date:2015年12月28日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

年末に差し掛かり、現場もあわただしさの中から、労働災害発生の危険性が増してきます。

弊社においても、労働災害を発生させてしまい、お客様及び社員に大変なご迷惑をお掛けした事があります。

 

その労働災害の発生原因を見てみると、そのほとんどが、安全な「施工手順」を守らないことに起因しています。

 

再発防止の検討を行っても、「施工手順を守る」「合図の再確認」等、定められたルールを再確認し、より一層安全意識を高める、という対策が立てられますが、それでも危険の芽、ヒヤリハットを防止することが難しいのです。

 

やはり、仕事をするのは「人間」、そしてどれだけ気を付けていても、ヒューマンエラーを起こしてしまうのが、やはり「人間」である、という事です。

 

最近よく耳にする「リスクアセスメント」。これは作業開始前に、想定されるリスクを洗い出し、そのリスク毎に危険度を点数化し評価、そして危険度がより高いものから対策を立て実行し、作業開始前にリスクの芽を摘んでしまう、という考え方です。

 

また、そのリスクを低減させる対策も、いわゆる、「気を付ける」「留意する」「頑張る」等の、いわゆる「人間の意識」に依存する対策ではなく、より具体的であり、物理的に効果を発揮する対策を実施しなさい、という考え方となっています。

 

つまり、「重機と作業員との接触災害」というリスクに対し、リスクアセスメント的に対策をとる場合、 大げさに言えば、

 

「そこに重機がなかったらいいじゃん!」

 

「そこに人がいなかったらいいじゃん!!」

 

というような事になってしまいます。(本当に大げさに言えばですが(;^_^A ))

しかし、「人の意識に頼らない」「具体的・物理的な対策」を意識した対策について、なるべく現実的に考え実行する事は、 非常に重要であると思いました。

 

当社で以前、玉掛作業中、ワイヤーと吊り荷の間に指を挟んでしまったという災害が発生しました。

 

そのため、発注者であるお客様に多大なるご迷惑をお掛けし、また、弊社社員にも大変悲しい思いをさせてしまいました。

 

被災したのは、入社したばかりの20歳の若者です。将来ある若者が、入社してまだ一か月あまりで被災したのです。

 

弊社の新人に対する教育の不備が露呈した事故でした。

 

今、全国的に、土木業界では「マンパワー不足」が叫ばれています。地域の建設業が生き残っていくためには、新しい人材を育て、技術者へと育てていく活動がより一層必要となってきます。

 

その時、弊社のような地域の中小企業でも、いわゆる「経験者」ではなく、今まで土木の経験がまったくなかった方々とも一緒に働く機会が今以上に多くなってきます。

 

その時に必要なのが、やはり「教育」。やる気のある人であればあるほど、危険を顧みず、率先して危ない場所に立ち向かっていく傾向もあります。

 

一番怖いのは、「危ない」という事を知らない事です。熟練工から見て当然「危険」と判断する作業でも、まったく何もしらない作業員は、何が「危険」で何が「怖い」かを知らないわけですから、

 

私たち経験者から見て考えられないような行動を、平気でとってしまうという現象が生まれます。

 

このような、「怖さ」「危険」に対する意識を高めるために必要なのは、「教育」と「経験」です。

 

そのような活動は当然、今までにも増して会社全体で取り組む必要がありますが、

 

それと同時に、

 

「物理的な対策」

 

「より具体的な対策」

 

を、同時に取り組む必要性を強く感じました。

 

「見て覚えろ」では間に合わない事があります。

「経験して覚えろ」では取り返しのつかない事になります。

 

そして、先ほど述べたように、現在の建設業におけるマンパワー不足、熟練工不足という状況を考えたときに、

 

やはり具体的な対策は必要になってきます。

 

私は事業主として、お客様・社員に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、しかし、反省しただけでは何にもなりません。

 

今後、とにかく労働災害を発生させてはいけない。また、少なくとも、「同様」の危険な事例に対しては、早急の再発防止対策を実施しなければいけないと強く感じました。

 

そこで、弊社がこの経験を通して行う具体的対策として、

 

「ノータッチ玉掛」

 

を実施していきます。

 

2016年度より本格的に取り組んでいきます。

 

 

最初からうまくいかないだろうし、協力業者の協力も必要な取り組みには苦労も多いでしょうが、

 

安全に近道はない。

 

少しずつでも成果を上げていけるよう、

 

やります。

 

活動の進捗状況は随時、このブログにアップしていきます。

 

まず、具体的なノータッチ玉掛を行う以前に、

 

弊社では基本となる玉掛手順を取り決め、

「安全教育」を徹底することから始めました。

玉掛手順

ここを基本とし、ここから、「ノータッチ玉掛」の手順を定め、

実行していきます。

お問い合わせはお気軽に 093-451-0025