株式会社大幸組

ブログ

カテゴリー

アーカイブ

|Date:2016年9月21日 | Category:お知らせ/ノータッチ玉掛/社長のブログ |

久しぶりのノータッチ玉掛ブログです。

 

ブログ更新をお休みしていましたが、着々と準備を進めております。

 

この度、北九州市中小企業開発振興助成金の交付決定をいただくことができました!!

 

玉掛災害をなくすための治具開発において、その有効性が認められたのです!!

 

中小企業技術開発振興助成金交付決定通知書

第一段階に、開発に関わる動機や開発過程等の審査があり、その審査に合格すれば、

 

第二段階として、その開発の有効性、新規性、市場性等についてのプレゼンテーションを、

 

各分野の有識者の方々の前で行い、認められれば交付決定をいただけます。

 

プレゼンテーションは、それはもう緊張しました。

 

しかし、わが社の取り組みの有効性、可能性が認められたわけですから、交付決定を受けられたのは、本当にうれしいです。

 

中小企業振興課の皆さま、そして、北九州市様、本当にありがとうございます。

 

貴重な市の予算を、私共の開発に助成いただくわけですから、気持ちも引き締まります。

 

必ず、良い物を作り出し、皆様のお役に立てる様に頑張ります!

|Date:2016年3月24日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

都市モノレール耐震補強工事における、ノータッチ玉掛実施状況です。

橋脚防護柵

 

今回の吊り荷は、「橋脚防護柵」

 

車両などの衝撃から橋脚を守るためのコンクリート製擁壁で、かなりの重量物です。

 

従来であれば、胸壁に取り付ける専用金具(カップラーといいます)と、ワイヤーを、

 

「シャックル」というネジ式金具で接続し、吊り上げるのですが、

 

このシャックルをネジ回して固定する際、指が一定の時間、そこに入っています。

ネジを回すのに、時間がかなりかかるのです。

 

この時に、もしクレーンやクレーン仕様バックホウが誤作動を起こした場合、

 

ワイヤーとシャックルの間にある指が挟まれてしまうという災害が発生してしまいます。

 

この災害を防止するのには、

 

「シャックル作業時には、クレーン・バックホウのエンジン停止」

 

という、基本手順を順守、という事が大事になります。

 

しかし、人間は、間違いを起こす生き物・・・

ヒューマンエラーは常に起こりうるもの・・・

 

「手順を守れば、事故は起こらない」という意見が多くあります。

 

しかし、

 

「手順を守らない時は、指が切断してもしょうがない?」

「どれだけ気を付けても、たまに指はケガをしてしまうもの?」

 

ヒューマンエラーは、時として、起こってしまうもの、

 

そして、その事実を認めたうえで、

 

そのヒューマンエラーが起こった場合を想定した、もう一つ上の対策、、

 

これは、現場の作業効率性と相談しながら、

 

一つの選択肢として、あっても良い、という前提のもと、

 

当社では試行錯誤を行っています。

 

まだまだ、ぎこちない面もありますが、

 

改良を加え、検討を重ね、実施していきたいと行っています。

|Date:2016年2月5日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

三頭水道布設替工事において、ノータッチ玉掛実施状況の報告がありました。

三頭

 

覆工板の設置・撤去時のはさまれ災害等を防止するため、

 

ノータッチ治具を用いての安全手順を、現場で実施しています。

 

覆工板用吊り金具は、かなりの重量があるので、

 

一番最初のアイ掛け、

 

また、一番最後のアイ外しは、直接手を触れての作業となりますが、

 

これは「特例」として手順に定め、玉掛重機のエンジン停止を原則として、

別途 安全対策を実施しています。

 

この現場のもう一つの特徴として、

 

動画を見てもわかるとおり、作業スペースが大変狭く、   作業をしているすぐ傍を、一般通行車両が通る危険な場所であります。

 

通常では、吊り荷に介錯ロープを使用して安定を保つという作業を行うところですが、

 

この状況では、介錯ロープを使用するスペースがなく、非常に不安定となってしまうのです。

 

そこで、玉掛治具をハーケンとして使用することにより、 吊り荷  の安定を保つことができます。

 

また、フックの取り付け・取り外しも、直接手を触れずにスムーズに行えているため、

 

ワイヤーの片側が玉掛重機に繋がっている状態でも、作業効率を犠牲にすることなく、安全性を確保する事ができています。

 

この手順を守っていただければ、もし、玉掛重機が誤作動を起こしたとしても、 手や足を負傷することはありません。

 

まだ、多少ぎこちない所もありますが、   この運動を、社内に定着させていきたいと思います。

|Date:2016年2月4日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

本日、学研北部宅地整備工事(27-2)工区において、   ノータッチ玉掛の教育を行いました。 学研2 来週から雨水管工に着工します。

 

コンクリート製ヒューム管(φ900)という、かなりの重量物の玉掛作業を行うため、

 

二次下請の責任者の方も交えて、手順の確認となります。

 

私が机上で考えた手順書を、前もって現地で試していただき、

 

現場の「生の声」を取り入れ、より良い手順を考えていくための今日の教育の場です。

 

そこでは、

 

「効率性」VS「安全性」

 

の激しいバトルが繰り広げられました(多少大げさですが笑)

 

しかし、継続的な安全性を確保するためには、 協力業者の作業効率、そこから生まれる適正な利潤確保が確保できなければ、   ただのポーズ、絵に描いた餅にしかなりません。

 

現場の生の声を聴き、どのように安全性と効率性を両立させるか、 どこを着地点として見極めるかが非常に大事となってきます。

 

元請として、ただ単に、

 

「やれっ!!」

 

では、継続的な安全活動は維持できないと思っています。

 

協力業者の皆様のご協力が絶対に必要です。   本日も、やはり現場でないと聞けない、様々なリスクや課題が浮き彫りになりました。

 

その課題に対して、学研作業所一丸となって、具体的な対策を立案し、 次の作業手順に進む手立てを考えました。

 

少しずつですが、歩みを止めることなく、

労働災害防止に取り組んでいます。 学研1 学研3

|Date:2016年1月23日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

本日、作成した「都市モノレール小倉線耐震補強工事(27-2) ノータッチ玉掛作業手順書」を使い、社内において、教育訓練を実施しました。

表紙

IMG_0344[1]  IMG_0345[1]

まだまだ作ったばかりで、修正を加えていかなければいけませんが、これを基本の叩き台として、社員全員の意見を吸収していき、より良いものに作り上げていきます。

 

教育訓練が終わった後、若手社員が会社に残り、熱い議論を交わしていました。

 

実に頼もしい社員たちです。このように、次の時代を担う若い人材が、会社を少しでも成長させていこうと頑張ってくれる姿を見て、

本当にうれしいです。

 

ありがとう。一緒に前を向いていこう!!

|Date:2016年1月18日 | Category:ノータッチ玉掛/堀のブログ |

おはようございます。

安全訓練でノータッチ玉掛を現場でやってみました( `ー´)ノ

IMG_0910

大工さんに実際にやってみてもらったのですがスムーズに作業の方をこなしていました(*’ω’*)

IMG_0911

IMG_0904

吊り上げるさい手がワイヤーじたいに触ることがないから安心ですね

すべての玉掛作業の流れにノータッチでやるのはいいです!!

IMG_0912

フックもたまちゃんを使って簡単にとれます( ゚Д゚)

このたまちゃんは完成したわけじゃないやつでも大工さんから絶賛でした( ̄▽ ̄)

これが出来上がったら欲しいとまでいってました( *´艸`)

 

ここまできたら成功させたいですね!

|Date:2016年1月8日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

さて、

 

作業効率を落とすことなく、また、新たなリスクを誘発することなく

 

「ノータッチ玉掛」を達成するために欠かせないのが、

 

「玉掛用治具」

 

私の理想とする形は、

 

①従来より使われている、ワイヤーを安全に捌くための「ハーケン」の機能

②アイ掛け や アイ外し、ワイヤーのセット等をノータッチで出来るマジックハンド機能

③チョーク吊り時の、ワイヤー掛けをスムーズに達成するために必要なストッパー機能

④いろんな場面に適応するための、伸縮機能や角度調整機能

 

等々の機能です。

 

ほしい機能はどんどん浮かぶのですが、いざ形にするとなると・・・

 

色々考えるより、まずは形にしていこうという事で、

 

試作No,1

IMG_0197

まずは、安全にワイヤーを保持できるようにと考え制作したもの。

しかし、

「大きい」「重い」

そして、

手を入れて操作する所で、指を挟んでしまう危険性もあり、

色々課題があります。

 

その教訓を生かし、再度作った

試作No,2

IMG_0198

これは操作性も良く、また軽い。そしてヘッド部分を任意に角度調節できるので、

かなり理想に近づいてきました。

 

ここまでの試作品は、弊社がいつもお世話になっている、

「有吉メタル」様にご協力いただき、作成しました。

 

小倉南区の鉄工団地にある会社です。いつも僕の思いつきやキマグレに巻き込んでしまうのですが、

いつもやさしく協力してくれます(笑)ありがとうございます!!

 

これに、「伸縮機能」や「ストッパー機能」等、現場の声を反映させつつ、

完成度を上げていきます。

 

また、これ以上の試作となると、専門的な技術・知識も必要となってくるため、

 

北九州工業高等専門学校に、技術協力をお願いしています。

受入決定通知書

いろんな方々のご協力をいただき、本当に感謝です。

かならず良い取組にしていきます!!

|Date:2016年1月6日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

玉掛作業の中でも、よく行われるチョーク吊り。

tamakake

 

これは、ワイヤーのアイの中に、片方のアイを通し、吊り荷を締め付ける形で吊り上げる方法です。

 

この方法は、ワイヤーアイに片側のアイを通すことが必要であるため、必然的にワイヤーは、玉掛重機からはフリーな状態になるので、「ノータッチ玉掛」をする必要が無いように思われます。

 

しかし、吊り荷である重量物が、ひと塊ではなく、数多くの資材の集合体(たとえば鉄筋など)の場合、重量物が安定しているかどうかは、見た目で判断し難い場合があり、不安定な集合体に、直接手を触れて玉掛を行っている時に、振動や様々な刺激が作用し、そのバランスが崩れたりすると、鉄筋等の資材の間に指を挟んでしまったり、足の上に落下する可能性も高いのです。

 

大きな水道管などの場合は、歯止めが何かの拍子で外れ、水道管が転がり、リンギと水道管の間に指や足を挟む事も考えられます。

 

鉄筋等は断面積が小さいため、少しの衝撃でも、指や足にかかる衝撃はかなりのものになりますし、水道管も、それ自体がかなりの重量であるため、少し動いただけでも大きな災害につながります。

 

ですから、ワイヤーが、玉掛重機とつながっていない、いわゆる「縁切れ」状態での玉掛においても、この「ノータッチ玉掛」は有効であると考えています。

 

また、「ここからこの部分は、直接手を触れて作業しても良いけど、ここと、この部分はノータッチでよろしく!!」

というような事では、その作業が煩雑であり、手順を会社全体に定着させることも非常に難しいため、

 

余程の作業効率の低下が見込まれたり、他のリスクを誘発してしまうという理由がない限り、

 

「ノータッチ」で統一していきたいと考えています。

 

今回は、「ノータッチ玉掛基本手順書」を作成するために、実際に玉掛を行い、課題や注意事項を探ってみました。

 

「社長、かなりクドイ!!」

 

と、一部批判がでましたが(^▽^;)

 

それだけ真剣なのです!!

 

この時は、空の酸素ボンベを吊り上げてみました。本来では、酸素ボンベのような材質では、ワイヤーが滑りやすく、酸素ボンベが空中で滑り抜け、落ちる可能性が高いため使用してはいけません!!

このような場合は、ベルトスリングという繊維ベルトを使用しなければなりません。

 

これも手順書に明確にしとかないと!!

 

まずはここから、初めの一歩!!

|Date:2015年12月28日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

 

ノータッチ玉掛とはどのようなものか?

 

「ノータッチ玉掛」という考え方は、

重量物の玉掛が頻発する製造業界では以前から使われる考え方のようです。

 

玉掛終了後、クレーン作業開始から荷卸しまでの間、

吊り荷と吊り具に直接手を触れることなく行う作業の事です。

 

そのため、絡まったワイヤーさばきや、吊り荷の安定を維持するためのワイヤー位置の調整、また空中の吊り荷の方向転換などを、ハーケンというカギ棒のような物や、介錯ロープを使用し、安全性を維持するというものです。

 

この、「ノータッチ玉掛」という概念、

 

やはり、重量物を吊り上げる作業の多い土木業界では、あまり浸透していないのが現状です。

 

そこで、弊社では、このノータッチ玉掛という概念を土木業界に取り入れ、

また、さらに一歩すすんだ「ノータッチ玉掛」に取り組んでいきたいと思ったのです。

 

つまり、玉掛時、まったくの最初から最後までを、玉掛用具や吊り荷に直接手を触れることなく行うという事です。。

 

「そんなことができるわけがない」

「作業性が損なわれて、かえって危ない」

 

などどいう声が、社内でもチラホラ出ましたが、

 

「やってみらんとわからん。とにかくやる。だめならやめればいい」

 

で、半ば強引にスタート。最初から「出来ない」は聞き入れません!!

 

弊社で起こった労働災害は、吊り具と玉掛ワイヤーに指が入る危険行為と、そのタイミングで起こってしまった重機の誤作動が原因でした。

 

もし、この時、弊社が「ノータッチ玉掛」を実施していれば、防げた災害であることは事実。

取り組む価値は十分にあります。

 

また、弊社で起こった災害とほとんど同じような災害も、最近発生しています。この災害についても、「ノータッチ玉掛」を実施していれば、防げた災害である事もまた事実。

 

どうすれば防げたか。その仮説を立てる。そして、その仮説から逆算し、

 

現実の仕事における作業効率・効果を検証する。

 

とにかく、発注者であるお客様にご迷惑をお掛けしたのです。具体的な対策を取り、お客様の信頼を取り戻すための行動を起こす義務が弊社にはあります。

 

大幸組 ノータッチ玉掛運動の内容

 

① ノータッチ玉掛運動手順書(基本)を作成

 

② 会社全体で手順書を実際に体験し、より良い運動手順を完成させる。完成後、社内の認識共有を図 る。この手順を繰り返し、ノータッチ玉掛運動手順書(基本)を完成させる。

 

③ 「ノータッチ玉掛運動手順書(基本)を参考に、各現場毎の「ノータッチ玉掛手順書」を作成。

 

④ 各現場の安全教育・訓練では、毎月、「ノータッチ運動玉掛手順・実地訓練」の開催を義務化。また、その教育実施状況を動画に保存し、会社に送信。会社はグループウェア等にアップし、水平展開を図る。

 

⑤ 各現場は、ノータッチ玉掛運動達成率を数値管理し、会社に報告することを義務付ける。

例: 現場全体の玉掛パターンが10通りであった場合、ノータッチ玉掛を達成できた玉掛パターン

が5通りであった場合は、ノータッチ玉掛達成率は50%

 

⑥ ノータッチ玉掛運動にあたり、各現場は、ノータッチを達成できるために必要な課題・情報を会社に

報告する事。その情報を会社は集約し、治具等の開発の必要性がある場合は、早急に開発する。

 

ところで、この⑥「治具の開発」・・・

 

通常の玉掛の作業性を損なうことなく、ノータッチ玉掛を達成するためには避けては通れない、大きな課題ですが・・・

 

「作れない(泣)」

 

こんなのあったらいいなあ~、、のアイデアは出るのですが、

いざ「形」にしようと思ったら、

 

難しい・・・。

 

したいけどできない、したいけどできない、したいけどできない、、、

 

「できないけどしたい!!!」

 

とにかく行動が、弊社の基本理念にあります。

 

そこで色々考えた結果、

 

「モノをつくっているところに相談に行こう。あたってくだけろ!!」

 

そこで門を叩いたのが、「北九州工業高等専門学校」

 

私が住んでいる、すぐ近くにある工業高等専門学校です。

文化祭では、科学等の専門技術を使った様々なブースがあり、特に子供たちも楽しめるように工夫されていて、とても楽しいイベントになっています。うちの子供もいつも楽しく遊ばせていただき、家族でいつも楽しみにしています。

(生徒さん達がとてもよくしてくれるんですよほんとに!!)

 

その工業高等専門学校に、連絡させていただきました。弊社で起こった災害の事、そして、同様の災害発生が後を絶たない事、

 

そして、何よりも、お客様に迷惑をかけ、また、この災害で苦しんだ社員に二度と同じ思いをさせたくないという本気の気持ちを、メールに詰め込みました(;^_^A

 

そして、何日か経っても、お返事がいただけないため、

 

「急にあのようなメールを送っても、そりゃ中々無理だよな・・・」

 

とあきらめかけていた矢先、

 

北九州工業高等専門学校様から、お返事がありました!!

受入決定通知書

 

来年より、技術相談にのっていただけるという回答をいただきました。

 

本当にありがとうございます。!!

 

いろいろな方々のお力添えをいただき、本当に感謝いたします。

 

是非とも、「良い結果」に結び付けるよう、

 

頑張ります。

 

この「ノータッチ玉掛治具開発」過程も、

ブログにアップしていきます。

 

よろしくお願いします!!

 

|Date:2015年12月28日 | Category:ノータッチ玉掛/社長のブログ |

年末に差し掛かり、現場もあわただしさの中から、労働災害発生の危険性が増してきます。

弊社においても、労働災害を発生させてしまい、お客様及び社員に大変なご迷惑をお掛けした事があります。

 

その労働災害の発生原因を見てみると、そのほとんどが、安全な「施工手順」を守らないことに起因しています。

 

再発防止の検討を行っても、「施工手順を守る」「合図の再確認」等、定められたルールを再確認し、より一層安全意識を高める、という対策が立てられますが、それでも危険の芽、ヒヤリハットを防止することが難しいのです。

 

やはり、仕事をするのは「人間」、そしてどれだけ気を付けていても、ヒューマンエラーを起こしてしまうのが、やはり「人間」である、という事です。

 

最近よく耳にする「リスクアセスメント」。これは作業開始前に、想定されるリスクを洗い出し、そのリスク毎に危険度を点数化し評価、そして危険度がより高いものから対策を立て実行し、作業開始前にリスクの芽を摘んでしまう、という考え方です。

 

また、そのリスクを低減させる対策も、いわゆる、「気を付ける」「留意する」「頑張る」等の、いわゆる「人間の意識」に依存する対策ではなく、より具体的であり、物理的に効果を発揮する対策を実施しなさい、という考え方となっています。

 

つまり、「重機と作業員との接触災害」というリスクに対し、リスクアセスメント的に対策をとる場合、 大げさに言えば、

 

「そこに重機がなかったらいいじゃん!」

 

「そこに人がいなかったらいいじゃん!!」

 

というような事になってしまいます。(本当に大げさに言えばですが(;^_^A ))

しかし、「人の意識に頼らない」「具体的・物理的な対策」を意識した対策について、なるべく現実的に考え実行する事は、 非常に重要であると思いました。

 

当社で以前、玉掛作業中、ワイヤーと吊り荷の間に指を挟んでしまったという災害が発生しました。

 

そのため、発注者であるお客様に多大なるご迷惑をお掛けし、また、弊社社員にも大変悲しい思いをさせてしまいました。

 

被災したのは、入社したばかりの20歳の若者です。将来ある若者が、入社してまだ一か月あまりで被災したのです。

 

弊社の新人に対する教育の不備が露呈した事故でした。

 

今、全国的に、土木業界では「マンパワー不足」が叫ばれています。地域の建設業が生き残っていくためには、新しい人材を育て、技術者へと育てていく活動がより一層必要となってきます。

 

その時、弊社のような地域の中小企業でも、いわゆる「経験者」ではなく、今まで土木の経験がまったくなかった方々とも一緒に働く機会が今以上に多くなってきます。

 

その時に必要なのが、やはり「教育」。やる気のある人であればあるほど、危険を顧みず、率先して危ない場所に立ち向かっていく傾向もあります。

 

一番怖いのは、「危ない」という事を知らない事です。熟練工から見て当然「危険」と判断する作業でも、まったく何もしらない作業員は、何が「危険」で何が「怖い」かを知らないわけですから、

 

私たち経験者から見て考えられないような行動を、平気でとってしまうという現象が生まれます。

 

このような、「怖さ」「危険」に対する意識を高めるために必要なのは、「教育」と「経験」です。

 

そのような活動は当然、今までにも増して会社全体で取り組む必要がありますが、

 

それと同時に、

 

「物理的な対策」

 

「より具体的な対策」

 

を、同時に取り組む必要性を強く感じました。

 

「見て覚えろ」では間に合わない事があります。

「経験して覚えろ」では取り返しのつかない事になります。

 

そして、先ほど述べたように、現在の建設業におけるマンパワー不足、熟練工不足という状況を考えたときに、

 

やはり具体的な対策は必要になってきます。

 

私は事業主として、お客様・社員に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、しかし、反省しただけでは何にもなりません。

 

今後、とにかく労働災害を発生させてはいけない。また、少なくとも、「同様」の危険な事例に対しては、早急の再発防止対策を実施しなければいけないと強く感じました。

 

そこで、弊社がこの経験を通して行う具体的対策として、

 

「ノータッチ玉掛」

 

を実施していきます。

 

2016年度より本格的に取り組んでいきます。

 

 

最初からうまくいかないだろうし、協力業者の協力も必要な取り組みには苦労も多いでしょうが、

 

安全に近道はない。

 

少しずつでも成果を上げていけるよう、

 

やります。

 

活動の進捗状況は随時、このブログにアップしていきます。

 

まず、具体的なノータッチ玉掛を行う以前に、

 

弊社では基本となる玉掛手順を取り決め、

「安全教育」を徹底することから始めました。

玉掛手順

ここを基本とし、ここから、「ノータッチ玉掛」の手順を定め、

実行していきます。

お問い合わせはお気軽に 093-451-0025